jvsg コンフェデ杯日本-ギリシア戦を観る。サッカーを一試合全て観ること自体が久々で楽しめた。試合運びも悪くなかった。結果は1-0で日本。
 昨年のユーロ杯でのギリシア優勝も影響したのか、ギリシア本国でのサッカー熱には凄まじいものがある。今年3月のギリシア旅行中はちょうどチャンピオンズリーグ開催の時期にあたったのだけど、島でも街でも夜になると酒場やレストランはこぞって試合中継を売り物にしていた。
 日本のように若年層への人気ばかりが目立つのではなく、とりわけおやじの熱中ぶりがすごかった。おやじどもが街の食堂で、自分の国の代表チームならともかく、とくに自国の選手がいるわけでもないチェルシーやバルセロナのプレーに気炎を上げる様など、日本ではちょっと想像もできない。

 ギリシア男の第一の出稼ぎ先は、今も昔もドイツである。それゆえドイツで開催され、ギリシア代表にとっては予選突破の最後の望みがかかる対日本戦は、本国でもきっとかなり注目されていたことだろう。この時期にギリシアにいてレストランに入っていたら、それはそれで何かあったかもしれない。
 11人中8人が身長180cm超というギリシア代表はヴィジュアル的にもいかにも地中海の男たちといった感じで頼もしかった。この敗戦にめげず今後もがんばってほしい。女としては、人間の男もこれくらいなら悪くない。

 ところで一夜あけてついさきほどBSでW杯予選のブラジル-パラグアイ戦をやっていたので少し観る。ブラジル代表、それはもう、すんごかった。「100メートル10秒切りそうなヒデ」や「身長190cm超の小野」みたいの‘しか’いない。コンフェデ杯予選で日本と同組のブラジルはメキシコに負けたので、日本同様つぎの日本-ブラジル戦に準決勝進出がかかってくる。空恐ろしい。2点差に抑えたら勝ち、程度のハンデがあってもいいかもしんない、にゃぅ。